世界観
◆はじまり
多数の世界が存在する世界。
今ここにいる世界の他に、別の世界がある。
あの世界で魔法は当たり前。でもここには魔法は存在しない。
ここにはこの種族しかいないけど、あの世界にはこんな種族もいる。
世界を転々とすると、知る事が沢山ある。
◆センタージルディング
多数存在する世界の中心にある世界。大都市や高度な技術も保持している。
その技術を使って別の世界に移動することが可能。
技術は高いが、樹海や渓谷など手付かずの自然が残されており、そこでは亜獣が生態系を作っている。
時折、各世界で原因不明の突然変異亜獣が発生する。
なんらかの磁場の影響だと考えられているが、突然変異の発生率は年々増加傾向にある。
それらを調査・討伐する団体、総称「ギルド」という機関がある。
各ギルドで方針などが多少違うが、その世界の住人を巻き込まない事が定められている。
◆種族
この世界の住人。
獣人族・竜人族・悪魔族の三種類に分けられる。
◇獣人族
獣人族と獣族の二種類が存在する。
獣人族…「ヒト」に近い体つきと能力を持つ種族。
獣族……「ケモノ」に近い体つきと能力を持つ種族。
種類が多く、その種類によって様々な特徴をもつ種族だが、特に秀でた能力を持たない。
調和はとれており協調性が他種族より高い。
◇竜人族
竜人族と竜族の二種類が存在する。
竜人族…「ヒト」に近い体つきと能力を持つ種族。
竜族……「リュウ」に近い体つきと能力を持つ種族。
分類は上記の二種類だが、これに翼を持つ「翼竜」や、足の筋力が発達した「陸竜」など、
体の構造で多様な名称と能力を持ち合わせる。
他の種族と比べると種類は少ないが生命力は強い種族。
◇悪魔族
一番種類の多い種族。
上記2種類の種族以外のものは全てこの種族に属する。
その固体づつ秀でる能力を持つものが多いが、種族内での争いも多い。
◆属性
一人一人が持つ魔法の属性。血液型のように、親の属性が子に遺伝。
「火・鉄・土・雷・風・水・光・闇・無」の9種類が存在する。
『属性による相性』
火:鉄に強く、水に弱い
鉄:土に強く、火に弱い
土:雷に強く、鉄に弱い
雷:風に強く、土に弱い
風:水に強く、雷に弱い
水:火に強く、風に弱い
光:闇に強く、光に弱い
闇:光に強く、闇に弱い
無:無に強く、無に弱い
◇火属性
攻撃力が高いがエネルギーの消費が激しい属性。
上位魔法に攻撃特化だが高リスクを持つ「炎」
リスクを抑え補助に特化した「熱」がある。
◇鉄属性
防御力が高く使役者の扱える金属によって特徴が異なる属性。
土属性の上位魔法であるが、強い力を発揮したため独立した属性となった。
「金」は大変重く全くサビない。「銅」はサビにくく加工しやすい。「水銀」は毒性もあわせ持つなど。
◇土属性
平均的に能力が高く機動性にとんだ属性。
上位魔法に防御を特化した「鉄」
植物を使役する「草」がある。
◇雷属性
魔法速度が速い属性。
鉄属性と同様、風属性の上位魔法であるが
強い力を発揮した為独立した属性となった。
魔法反射を無視する事ができ、雷属性ならではの補助魔法もある。
◇風属性
魔法反射のできる唯一の属性。
補助魔法の多さが特徴。
上位魔法に「雷」
様々な状態変化を起こす「音」がある。
◇水属性
状態変化が豊富な属性。
全体攻撃が得意。
上位魔法に「氷」「霧」があり、
それぞれ特徴的な状態変化がある。
◇光属性
回復能力が高い属性。
上位魔法に光で攻撃する「聖」
補助に特化した「霊」がある。
◇闇属性
能力低下が豊富な属性。
上位魔法に闇で攻撃する「邪」
能力低下に特化した「呪」がある。
◇無属性
どこの属性にも属さない属性。
どんな魔法も扱えるので、個人によって能力の伸びに差がある。
◇複合魔法
異なる属性魔法を複合し、別の効果や能力を発揮させる事。
別の属性を持つ親から生まれた子が極稀に2種類の属性を受け継ぐ事がある。
前者ではない場合、2人以上の術者が魔法を合わせる事でも発動できる。
使用者達のコンビネーションが重要で、人数が増えるほど難しくなる。
魔法を連鎖的に発動させる複合魔法の事を別名「マジックリンク」と言う。